茶席の会話

昨夜一声雁 清風万里秋(さくやいっせいのかり・せいふうばんりのあき)

茶会に招かれたときに

待合にて

  • 「お相伴させていただきます」
  • 「慣れておりませんので、よろしくお願いします」
  • 「何もわかりませんが、よろしくお願いします」

亭主との挨拶

  • 「本日はお相伴させていただきまして、ありがとうございます」
  • 「本日は私までお招きいただきまして、ありがとうございます」

炉開き・口切りの茶事

「炉開き」は、「開炉」とも言われ、その年のお茶の茶壺の紐をとき、新しいお茶とともに新しい季節を迎える行事です。慣例として、11月(旧暦の10月)に行われ、茶人の正月ともいわれるそうです。

初風炉(しょぶろ)

5月になって初めて開かれる茶会

  • 清々しい、みずみずしい、さわやか
  •  爽やかな風と瑞々しい
前のご挨拶
  • 「開炉おめでとうございます。お門(かど)広い中をお招きいただきましてありがとうございます」
  • 「ありがたく感謝いたします」
  • 「秋冷の頃、お招きありがとうございました」
  • 「秋の日の酒肴が楽しみでございます」
  • 「初風炉(しょぶろ)のお招きありがとうございます。」
  • 「このたびは、お招き誠にありがとうございます。秋も一段と深まる中、とても楽しみにしてまいりました」
後のご挨拶
  • 「例年とは異なるおしつらえの中工夫をしていただき、一層のお気づかいに本当にありがたいことと感謝いたします」
  • 「寒さに向かいます折から、くれぐれもご自愛下さい」

続きお薄(正客)

  • 「こちらへ参ります道には秋草が咲き乱れ、秋の風が吹いて、まことにいい風情でございました」
  • 「自然の美しい景色の中を通りながら」

初釜

  • 「お初釜おめでとうございます」
  • 「お初釜にお招きいただきましてありがとうございます」

道具をほめる言葉

  • 「大変ご立派な」「お見事なお作で」「お力のある作り」「さようでございますか」「結構」「おもしろい」「すばらしい」「よろしいですね」「良い景色」
  • 「さすがに」(取り合わせの決め手に関心することが大切)

掛物

  • 「力強いお筆でございますね。すばらしい」
  • 「身に染む句でございますね」

花と花入れ

  • 花をほめる
  • 「いいお姿でございますね」「お花も力強いですね」「お花の咲きざまが力いっっぱいでいいですね。お香合は」「咲きざまのいいところを」
  • NG:「上手に入っている」「いけ方が見事」など行為動作をほめない

お茶

  • 「おいしいお茶でございますが、お茶銘は」

お菓子

茶入れ

  • 「おだやかな中に威厳があって、いいお作ですね」
  • 「はじめて拝見いたしましたが、お窯元は」

お茶碗

  • 「すばらしいお茶碗ですが、お作は」「お見事なお作ですが、どなたの」
  • 「豊かなお茶碗で暖かいですね」
  • 「わびた風情」
  • 「お茶碗は珍しい白釉(はくゆう)でございますが」
  • 「たっぷりとした力のあるお茶庵でございますが、どちらの・・・」
  • 「色合いがすばらしい」
  • 「口当たりがいい」
  • 触感:「程よい大きさで」「手にぴったりとなじみますね」「手になじむやわらかい」「さわった感じがとてもやわらかで、若葉を連想させます」(5月・濃茶)
  • 「味わいがあって素晴らしい茶碗」
  • 「とても色具合が良いお茶碗」 「色合いがすばらしい」
  • きれいなお茶碗
  • 堂々としていますね(重いと言わない)
  • 締まったいいお茶碗(小さいと言わない
  • 力強いですね(高台)、変わった高台ですね
  • 優しいですね
  • さわった感じがとてもやわらかで、若葉を連想させます(5月・濃茶)
  • 飲み口もまたやわらかで、いいお茶椀ですね(5月・濃茶)

☆思ったことを言葉に出すためには、知識がいる!

五感に届く表現

古帛紗

「このお裂地は」「めずらしい織物でございますが」「すてきな柄ですね」

仕覆の裂地・仕立て

茶器

  • 「美しいお棗ですね、このお棗は」

茶杓の作

  • 「お力のあるお茶杓でございますが、どなたのお作でございますか」
  • 「お景色のいいお茶杓でございますが、お作は」

蓋置

建水

水差し

  • 「どっしりとして風格がございますね」
  • 「この季節にふさわしい絵柄で」
  • 焼き物は釉調の美しさをほめたりする

  • 「すっきりとしたお棚」

  • 「心に染み入るいいご銘で感じ入りました」

釜と風炉

  • 堂々としたお釜
  • きれいな炉縁
  • 風情があるお釜
  • お釜めずらしいもののように拝見しますが
  • 肌の優しいお釜(並みの地紋・炉開き)
  • 上品な蒔絵
  • 美しいですね
  • 細やかな肌
  • 鳴り音も結構ですね
  • いい煮え音ですね
  • 風格のある炉縁ですね
  • 良い塗りで、黒の光沢が美しいですね
  • きりっと引き締まったお姿ですね
  • 優美な眉風呂ですね
  • 姿がいい
  • めずらしいですね

炭点前

「お珍しい炭斗」「わびた風情」

炭斗(すみとり)

香合

羽箒

火箸

菓子器